診療方針
- 地域の皆様のかかりつけ医として、正確で丁寧な診療を心掛けます。
- 分かりやすい説明を行い、納得できる医療を提供します。
- 不必要な通院を減らし、できるだけ短期間での治癒を目指します。
埼玉県草加市松原の獨協大学前駅西口より徒歩1分。初診でも順番予約可能な耳鼻咽喉科(旧 小野耳鼻咽喉科)
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地域の皆様が何でも相談しやすい、かかりつけ医でありたいと思っております。
丁寧な診察はもちろんの事、優しく分かりやすい説明を行い、患者さまに納得していただいた上で、検査や治療を進めていきます。
できるだけ短期間で治る治療を心掛け、患者さまの負担を減らせるよう努力いたします。
地域の総合病院や大学病院とも連携を取り、必要な場合には速やかに適切な高次医療機関にご紹介いたします。
耳鼻咽喉科は「みみ」「はな」「のど」を主に診る科ですが、
脳や眼を除いて首から上の全てを診ます。
時にはその周辺の胸部、脳、眼を含めて診ることもあります。
人の五感である、味覚・嗅覚・聴覚・視覚・触覚の大部分を診る診療科です。
一般的な風邪症状はもちろん、インフルエンザやアデノウイルス、
溶連菌などの感染症や、その他以下のような症状があれば受診してください。
中耳炎・外耳炎・耳あか・耳痛症
難聴・耳鳴り・めまい・顔面麻痺
耳が痛い/耳がかゆい/耳だれ/耳そうじをしてほしい
聞こえにくい/耳がつまった感じ/耳鳴り/めまい/ふらつき/顔が動かない
急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎などがあります。
中耳炎は、主に細菌が中耳に入り炎症を起こす病気です。比較的、子供に多くみられますが、大人でもかかる場合があります。
子供は耳管(じかん)が未発達な為、細菌が中耳に侵入しやすく、風邪の時、鼻やのどに病気がある時に、特に中耳炎にかかりやすくなります。
鼓膜に穴があいていなければ、耳に水が入っても中耳炎になることはありません。
耳の穴から鼓膜までの部分に炎症が起きることを外耳炎と言います。
主に耳掃除のやりすぎにより皮膚が炎症を起こし、痛みや痒み、耳だれが起きます。ひどくなると難聴や耳閉塞感、耳周囲の痛みをともなう場合もあります。
さらに真菌(カビ)が発生することもあり、症状が著明になります。
耳垢とは空気中の埃、皮膚の残骸、耳垢腺や皮脂腺から出る分泌液などが混ざり合ったものです。掃除すれば掃除するほど炎症が起きてしまい、耳垢が出てきます。
さらに耳掃除をすると耳垢を奥に押し込んでしまう場合が多くなります。耳掃除を全くしない方が耳垢はたまらない場合が多いです。
突発性難聴は片側の難聴・耳鳴・めまいを生じます。治らずに難聴や耳鳴が残ることも少なくありません。しかし、早めに治療すればきちんと治ることも多いです。急に聴こえが悪くなった時は2~3日以内に耳鼻科を受診しましょう。
飲み薬の治療の他、重症の場合は点滴などのために大きな病院をご紹介することもあります。
その他にも加齢による難聴(老人性難聴)、音響外傷、騒音性難聴、急性低音障害型感音難聴、メニエール病、中耳炎、外耳炎、耳垢栓塞などさまざまな病気で聞こえは悪くなります。
耳鳴の多くは、何らかの聴力障害を持っている場合が多いです。また、過労やストレス、心理的要因などによっても耳鳴は起こります。
耳鳴は気にすれば気にするほど悪化し、治りづらくなります。気にしなければ脳が耳鳴を認識しないよう省いていきます。
聴力は一般に30歳代を境に衰え始め、特に高音域から低下していき、言葉の聞き間違いが起こりやすくなってきます。
年齢による聴力の低下は、年を重ねるごとに少しずつ進んでいきます。 また、聴力の低下のなかには、何らかの疾患が原因となっており、その治療により回復が見込めるケースがあります。しかし、治療を行っても回復が見込めず、難聴によって生活に不便が生じていれば、補聴器の装用を検討しましょう。特にご高齢で高度な難聴の方は、認知症になってしまう可能性が高くなるといわれております。
補聴器にはいろいろな種類、タイプがありますが、それぞれの特徴をよく理解して、自分の聴力や聞こえの状態、形状や付け心地の好み、予算等に合わせて、最適な補聴器を選ぶようにしましょう。
なお、補聴器を装着しさえすれば、以前と全く同じような聞こえ方に戻れるかと言うと、必ずしもそうとは限りません。しかし、今まで聞こえなかった音が聞こえるようになることで、日々の生活における様々な不便が軽減され、より快適な暮らしが実現することでしょう。
補聴器は医療機器ですから、自分に最も適した補聴器を選ぶために、耳鼻科医から認定補聴器専門店の紹介を受けるようにしてください。
認定補聴器専門店は、認定補聴器技能者という資格を持った補聴器のプロが在籍しています。購入すれば終わりではなく、購入後の調整など、アフターケアが重要になります。
鼻炎・アレルギー性鼻炎・花粉症・副鼻腔炎(蓄膿症)
鼻出血・後鼻漏(こうびろう)・嗅覚障害
鼻水/鼻づまり/くしゃみ/鼻のかゆみ/鼻血
鼻がのどにまわる/顔の痛み(頭痛)/ニオイがしない
急性鼻炎、慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎、花粉症があります。
多くは、いわゆる鼻風邪です。
鼻や喉にウイルスや細菌が侵入して増殖し、炎症を起こした状態です。
鼻みずは水っぽいものから、次第に粘ついたものに変化してきます。細菌に感染してしまうと、黄色い鼻みずが多量に出ます。症状が進行して、急性中耳炎や副鼻腔炎、咽頭炎などに至るケースもあります。
子供の咳の原因はこの急性鼻炎の場合が多いですが、気管支からの咳と鼻からの咳を区別することが大切です。
アレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因となる物質)を吸入することで、鼻症状を起こすのがアレルギー性鼻炎です。
通年性:家のホコリやダニの糞・死骸、ペット、カビなど
季節性:花粉など
遺伝するので両親が花粉症の場合、発症する可能性が高いです。
数は少ないですが、2歳頃から発症する場合もあります。今まで花粉症ではなかった人が突然花粉症になることもあります。
鼻の症状:くしゃみ、水のように流れる鼻水、鼻づまり
目の症状:目のかゆみ、ゴロゴロ、充血、涙
他の症状:口のかゆみ、イガイガ、のどの痛み、耳のかゆみ、倦怠感、頭痛、微熱
まずは花粉を避けること。少しでも吸い込む量を減らすようにマスクやメガネをすることが第一の予防です。
花粉が飛び始める1〜2週間前からアレルギー症状を抑える予防薬(抗アレルギー剤)の事前投薬をお勧めします。
あらかじめ抗アレルギー剤をのんでいると、花粉が飛び始めの初期から中期まで症状を抑えることができます。また花粉ピークの時には症状が押さえきれない場合もありますが、その場合は薬を変えて対応します。
通常花粉症が治ることはありませんが、舌下免疫療法は終生免疫獲得を目指す治療法です。ご興味のある方はご相談ください。
風邪症状の後や、アレルギー性鼻炎に引き続き起こったり、虫歯が原因で起こることもあります。
黄色い鼻汁、鼻づまり、頬の痛み、頭痛、痰、咳、膿のようなクサイにおい、ニオイがしない、などです。
長期にわたって副鼻腔に膿が溜まってしまった状態です。鼻にポリープができる場合があります。
慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎、鼻の骨が曲がっていたりなどがあるとなりやすいです。
嗅覚障害、ポリープや鼻の曲がりがひどく、治りが悪いときは手術が必要です。
子供は頻繁に鼻を垂らすものです。月に1、2回は風邪を引くのでその度に鼻水はでます。それを完全に止める必要はありません。
しかし、中耳炎を引き起こしたり、色の付いた粘性な鼻水が10日以上続くようなら副鼻腔炎を疑いましょう。
(副鼻腔は4歳以下では発達していないため、副鼻腔炎になるのは5歳頃からです。) 治療には抗生剤などを完治するまで使います。
鼻出血の大半は、鼻に指を少し入れた時に指先が内側に触れる部分です。ここは薄い粘膜でできているうえ、たくさんの毛細血管が網の目のように走っているので、ちょっと傷がついただけで出血します。この出血を止めるには、親指と人差し指で小鼻をつまんで圧迫するのが、簡単かつ効果的です。
出血がなかなか止まらなかったり、大量だったりした場合、また鼻血を頻繁に繰り返すようなら受診してください。
鼻水が後ろ(のど側)に流れることを後鼻漏と言います。
原因には鼻炎や副鼻腔炎、上咽頭の炎症、逆流性食道炎、加齢性変化、咽喉頭神経症などがあります。
咽頭炎・扁桃炎・喉頭炎・声帯炎・咽喉頭神経症
口内炎・ドライマウス・味覚障害・咽頭がん・嚥下障害
のどの痛み/咳/痰/声がかれる/のどの違和感
のどが乾く/味がおかしい/のどにできものがある/のみこみづらい
口をあけて見ると舌の付け根あたりの両わきに丸く見える部分があります。非常に大きい場合、全く見えない場合ありますが、これが扁桃腺です。
炎症を起こすと扁桃腺は腫れて大きくなり、時には白い膿が付きます。違和感から痛みや発熱するものまで様々です。
ひどい場合は食事がとれなくなり、点滴や入院が必要になる場合もあります。 慢性化すると将来的に、リウマチ疾患、皮膚病、腎臓病、心臓病などを発病してしまう事もあります。
喉頭は食物と空気を、食道と気管に振り分けし、声を出す場所でもあります。 炎症などを起こすと、食事や発声、呼吸の障害がおこります。強い障害がおこると窒息状態に陥ることもあり、命に関わる危険な場合もあります。
声がれは声帯の炎症やポリープ、腫瘍、また声帯を動かす神経の麻痺によって起こります。
治療は手術を行うこともありますが、基本は内服治療、消炎剤、声を使わない事(沈黙療法)が大切となります。
ウイルス、口腔乾燥症(ドライマウス)、ビタミン不足、疲労やストレス、口の内側を噛むなど、様々な原因で起こります。
全身疾患の一つの症状として起こるケースもあるので、多発や、繰り返していないか、治りにくくはないか、などを総合的に判断する必要があります。
老化、糖尿病やシェーグレン症候群、薬の副作用(抗ヒスタミン薬、抗コリン薬等)、口呼吸、ストレスなどが原因になります。
ネバネバ感、ヒリヒリ感が生じます。重度になると、唾液分泌量が低下し、口腔内の乾きが進行して、強い口臭、舌表面のひび割れ、痛みや飲み込みにくさによる摂食障害、不眠、会話困難などの症状も現れてきます。口腔真菌症(口腔カンジダ)の原因にもなります。
生活指導や対症療法が中心となります。唾液の分泌を増やす薬や人工唾液(スプレー)、保湿性薬剤、保湿力の高い洗口液、保湿ジェルなどを症状に応じて用います。
めまいは体のバランスが崩れたときに起こる症状です。体のバランスは、眼(視覚)・耳(平衝感覚)・皮膚・筋肉・間接等(体制感覚)から送られる情報を脳が統合することによって保たれています。
特に耳(平衡感覚)を維持する機関に障害が起きると、うまくバランスがとれなくなり、めまいが起こります。めまいの原因として一番多いのが、耳の奥の内耳の障害と言われています。
一口に「めまい」と言ってもその症状はいろいろです。ぐるぐる回る感じ、ふわふわ浮く感じ、よろよろする感じ、立ちくらみなど多彩な訴えがあります。これに吐き気・嘔吐・冷や汗などの自律神経症状、耳鳴り、難聴などの耳症状、頭痛・意識の消失・手足のしびれなどの脳・脳血管異常の症状を伴うこともあります。
耳の病気:良性発作性頭位めまい、突発性難聴、メニエール病、前庭神経炎 脳・脳血管系の病気:椎骨脳低動脈循環不全症、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍 全身の病気:高血圧、起立性低血圧、糖尿病、不整脈、更年期障害など 心因性の病気:自律神経失調症、うつ病など
複数の病気が重なっている場合や、ハッキリした原因がわからない場合も多くあります。
重要なことは命に関わる原因のめまいを早急に診断し、早期に治療をすることです。耳の原因によるめまいでは、命に関わる事はほぼありません。
高血圧・糖尿病・心疾患などの持病がある場合はまず主治医に診てもらってください。
どれにも当てはまらない場合や判断がつかない場合は耳鼻科か、かかりつけの内科を受診され、必要に応じて専門医に紹介してもらえば良いと思います。
当院では隣接する埼友草加病院の脳神経外科と連携をとっておりますので、必要があれば当日に頭部MRI・CT検査の依頼が可能です。
空気の通り道である気道(口、鼻、のど)が何らかの原因で狭くなることによって、いびきは生じます。
睡眠時無呼吸症候群はいびき、日中の眠気、起床時の頭痛、集中力低下、また高血圧、脳卒中、心筋梗塞を引き起こす危険性が3〜4倍になると言われています。 小児では学力低下、成長障害を生じることもあります。 そのため単にいびきとして放置するのは禁物です。
原因、無呼吸症候群の有無、程度によって適切に治療を行います。
鼻炎や副鼻腔炎による鼻水や鼻閉がいびきの原因になっていると考えられる場合はまずそれに対する治療を行います。
睡眠時無呼吸症候群の重症例では、大人はCPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)、マウスピース、ナステント、手術などがあります。お子様はアデノイド増殖症、扁桃肥大、鼻炎が原因となっている場合が多く、点鼻の継続やひどい場合は外科的加療になります。
心当たりのある患者さまには、睡眠時無呼吸症候群の検査が必要になります。 お貸し出しした専用機器を使って、ご自宅で検査を行うことができます。
中枢性のものと末梢性のものに分けられ、中枢性のものは、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍などを原因として発症します。末梢性のものは、主にヘルペスウイルスの再活性化が原因です。
割合としては、末梢性の顔面神経麻痺が大部分をしめます。
主な症状は、額にしわを寄せることができない、まぶたを閉じるのが難しい、表情を作れない、水を飲もうとすると口から溢れる、口を膨らますことができない。また、めまい、難聴、味覚障害、涙・唾液の分泌量の減少といった症状が見られることがあります。
治療はステロイド薬、抗ウイルス薬の使用が中心となります。重症の場合には、入院による治療や手術が必要になることがあります。麻痺が起きてからすぐの治療が必要ですので、なるべく早く受診するようにしてください。
耳管といって耳と鼻を繋ぐ管の詰まっている事が原因です。
原因の多くは鼻炎です。1週間前に耳鼻科に来て鼻を良くすることで軽減ができます。
アレルギーの原因となるアレルゲンを含む薬を継続して服用していきます。
体をアレルゲンに慣らすことによって、アレルギー症状を緩和していく治療です。そのため、治療には3年から5年かかります。
長期間(3年以上を推奨)正しく治療を行った場合は、アレルギー症状が出なくなる、症状が和らぐなどの効果が期待できます。症状が和らぐことで普段使用するアレルギー治療薬を減らすことも可能になります。
治療を受けた方のうち約2割の方はアレルギー症状が出なくなり、約6割の方は症状が軽くなるなどの効果がみられますが、残念ながら効果が感じられない方もいます。
最低3年間の治療が必要です。通院は月に1回必要です。
検査、診断します。初回投与は院内で行います。投与後15分間は院内にいていただきます。毎日1回、自宅で服用します。1ヶ月に1回通院が必要です。
口の中のかゆみ、腫れ、のどのかゆみ、耳のかゆみ、頭痛など。 アナフィラキシー※などの重大な副作用が起きた場合に備え、初回投与はクリニックで行い状態を観察します。
医薬品などに対する急性の過敏反応により、医薬品投与後多くの場合30分以内で、じんましんなどの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状、突然の蒼白、意識の混濁などのショック症状が現れることをいいます。
スギ花粉症 | スギ花粉が飛んでいる時期には治療を開始できません。 そのため、6月から12月上旬までの間に治療を開始する必要があります。 |
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ダニアレルギー | いつでも開始することができます。 |
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